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本紹介・ゆるい節約貯金

【ブレークイーブン効果】損失をムキになって取り返そうとするな!?

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こんにちは、テツオです。

みなさんは、投資で損失を出したことがありますか?私は株式投資の短期売買において、苦い経験があります。ブレークイーブン効果が発動して、大損してしまったのです。

この言葉を当時知っておけば、あの損失はなかっただろうと思います。

そこで今回は、みなさんが損失をムダに拡大しなくていいよう、このブレークイーブン効果についてお伝えします。

目次

ブレークイーブン効果とは

ブレークイーブン効果とは、投資をして損失が出てしまったときに、投資した分だけは取り戻そうと強く求めて積極的にリスクを取ろうとする心理です。ブレークイーブンとは損益分岐点という意味になります。

そして、このブレークイーブン効果の影響により、損益トントンどころか、かえって損失を拡大させてしまうリスクがあるので、人生をグチャグチャにしないために、本当に注意が必要です。

当の本人が気づけていない

ブレークイーブン効果の恐ろしい特徴として、当の本人が『合理的に判断できていない』ということに気づけていない点にあります。

私の株式投資のときでは、仕手株という急激に株価が上昇して急降下する株式での取引でしたが、

持ち株がグングン上がって買い増した矢先、急降下が始まりました。そのとき、さっさと利益確定すればよかったものの、大した分析もせず

いや、これまた上がり始めるでしょ。

とガッチリホールド。気づけば、損失が出ていたのです。このとき、私は手持ちのお金をこの銘柄に買い増しし、あっという間に損失を拡大して損切りになりました。

冷静に考えれば、急降下している仕手株に損失が出た時点で買い増することは、落ちてくるナイフを素手でつかむくらい危ないものです。あのときは合理的に判断できずゲームオーバーになってしまいました。

最悪のケースを想定してから始める

では、ゲームオーバーにならないために、私たちはどうすればいいのでしょうか。

これは、経験からもいえることですが

最悪のケースを想定してから投資を始める

のがおすすめです。私の場合ですと、仕手株という急上昇してそのあとほぼ確実に急降下する銘柄の現物取引でしたので、場合によっては株価が手持ちの株価より9割減になってしまいます。

したがって、手持ちの投資資金が9割減になったときに、まぁここまでは許せるな。というのであれば、そこで初めて投資を検討すればよかったのです。そこまで考えたら当然、そんな取引は絶対しませんでした。

株式などの金融投資の世界において、素人は短期売買になればなるほどギャンブル性が強くなります。そして、その失うお金を取り戻す時間というのは想像以上に大変です。

おわりに

今回は、人間の心理についての話でした。いかがでしたでしょうか。

人は人生を豊かにしようとし、何かを変えようと思えば、自己投資や金融投資という選択肢も出てくることでしょう。それ自体は、すばらしいことで決して否定するものではないと思いますし、私自身、投資してよかったこともたくさんあります。

しかし、ブレークイーブン効果を知っているかどうか。で、人生が左右されかねないのも事実です。

今後、みなさんがより人生を充実させるために、今回の記事や私の苦い経験がみなさんのお役に立てればうれしく思います。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

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