こんにちは、テツオです。
みなさんは、
お給料は少しずつ増えているのに、貯金ができない。本当はしたいのに。私、ダメ人間なのかな?
そんな経験したこと、ありませんか?
私はもちろん、あります。お金を稼いでもなかなか貯金できない。お金に羽が生えているかのように。。。
そこで今回は、パーキンソンの法則という、貯金するうえでとても大切な言葉を紹介します。
パーキンソンの法則とは
パーキンソンの法則とは、イギリスの政治学者であるパーキンソンが提唱した法則になります。彼によると
支出額は、収入額に達するまで膨らむ
というもの。つまり、
支出額≒収入額
であり、何も対策しないと、誰でも貯金することはむずかしい。という意味になります。この法則を知ったときは、お金が貯まったわけでもないのにうれしかったです。自分は、思ったよりもダメ人間ではないかもしれない。と。
銀行口座は生活口座と貯金口座で分けるべきか?
パーキンソンの法則を知ると、この答えは明確ですね。分けるべきです。分けるといっても、ただ分けるのではなくて、お給料制の場合は
お給料から貯金したい金額を、自動もしくは給与振り込み日に貯金口座へ移す『天引き貯金』が必要になります。
そして、大病や大けがで必要にならない限り、貯金口座からは絶対引き出さないのが鉄則です。ボーナスは基本、全額天引き貯金にしましょう。
逆に、口座を移さないとパーキンソンの法則により、よほどの人でない限り、貯金を積み上げていくのは至難の業です。
ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムことティアキンのように、ゲーム序盤、キースの目を20個は必ず使わずに手元に置いておこうと思っても、アイテムを保管用に分けられないため、気づけばいつも数個しか残っていない。それと似た感じかもしれません。
では、口座を分けた場合、遊びや交際に使うお金はどうするのか。
それは、貯金金額を差し引いた生活口座の残高でなんとかやりくりする。ということになります。強制的に収入額を減らして支出額を抑えることで、生活口座がギリギリになっても貯金口座には貯金できている。という状態を作ります。
たかが月1万円。されど月1万円
では、実際に貯金口座を開設して貯金を始めるとき、いくらが正解なのでしょうか。
これは、本当に人それぞれで手取りの1割という人もいますし、実際はもっと2割、3割という金額ができれば貯金は増えます。
しかし、価値観をアップデートしないと、固定費以外、そう簡単に支出を減らすことはむずかしいもの。ですから、ゆくゆくの目標金額があるにしても、まずは収入に限らず
月に1万円スタート
でも、まったく問題ありません。ボーナスは別ですよ。お給料からの場合です。
この1万円は年間12万円。いやいや、これじゃあボーナスなしなら10年で120万円じゃん。少なくない?と思われるかもしれませんし、私もそう計算していましたが、実際やってみると価値観がアップデートされてゆき、節約・断捨離できるようになっていきます。その結果、お金の使い方も変わることで毎月の貯金額が増えてくるのです。
ですから、たかが月1万円ですが、されど月1万円です。すぐに取りかかりましょう。
パーキンソンの法則を知り、狭めの家に住み続けることに
実は私、5人家族であるにもかかわらず2DKの賃貸住まいです。庭はけっこう広めで、プランターを10個くらい並べて家庭菜園やってます。
私は家族が5人になる前に、このパーキンソンの法則というものを知っていましたので、もうちょっと広い家に引っ越ししようか検討したときに、
狭めの家に住むと、あまりモノが置けないから自然と出費も増えにくくなるんじゃないかな。家賃も今より高くならないし。
と考え、引っ越しせず今に至ります。
実際、広い家に住んでいないので出費の比較はできませんが、4LDKの実家に住んでいたときにあったような大型の家具やベッドは一切ないですし、食器も最低限+αくらいですし、食卓は移動や折りたたみ可能な『ちゃぶ台』ですし、冷房フル稼働しても狭いので電気代もたかが知れてますし、何ならテレビも電子レンジもないですから、5人になったところで学校関係と食費以外、出費が増えた感じはしません。
なお、スチールラックを駆使することで必要なものを収納しつつ、5人が床でゴロゴロできるスペースも確保しています。なるべく外で遊べるように、家で遊ぶおもちゃはあまり買いません。
世間を見回せば、新築戸建てを35年ローンで購入し、お家のなかにはたくさんの家具やモノが置いているなか、我が家は完全別世界な感じはします。劣等感はまったくありません。
なお、住まいは賃貸ですので部屋を改造したり、カベに画びょうを刺したりすることはできませんが、住宅ローンの返済がないため、時代の変化に対応しやすいと考えています。
おわりに
今回は
パーキンソンの法則を知り、生活口座と貯金口座を分けて貯金していこう
というお話をさせていただきました。いかがでしたか。もし、今回のお伝えしたことがみなさんのお役に立てたらうれしく思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。